債務整理費用を安くしたい場合【安い&安心な借金整理法】

債務整理費用を安くしたい場合【安い&安心な借金整理法】

債務整理の費用を安く抑えたいなら特定調停一択です。

特定調停は平たく言えば、任意整理の個人手続きバージョンといった所です。手続きは自分で行う必要はありますが、その分債務整理の費用を大幅に抑える事が出来ます。利息制限法に沿った本来の借金額の計算ですが、ウェブ上の計算ツールなどを活用すればそれほど負担にはなりません。

手続きは裁判所で行います。裁判所の申立書に記入します。住民票、印鑑、給与明細と共に提出します。手数料は1件500円ですのでかなり安いです。数週間後に裁判所に出頭し、調停委員とのやりとりを経て、問題が無ければ借金は減額され手続き終了です。期間も短く、負担も個人で乗り越えられやすいため、費用を抑えるなら特定調停を検討するとよいでしょう。

特定調停が無理な場合、自己破産です。債務整理には、もう一つ個人再生という手続きがありますが、こちらは手続きが複雑なため、債務者のみでは対処出来ません。書類に不備があれば何度も裁判所に通う必要があり、負担がかかります。専門家に依頼するとなると、安く抑えるのは困難です。したがって、安い費用重視であれば、自己破産がベターと考えられます。

自己破産は手続自体、それほど難しくありません。費用も負担も安く個人で何とかなるレベルです。ただし、自己破産は他の債務整理と比べ、ペナルティが多い事を考慮に入れて検討すべきです。手続き後、7年間は同じ手続きが出来ません。ローンやクレジットカードも長期的に利用できない環境となります。この辺りのデメリットと借金帳消しのメリットをよく考えて自己破産が良いと判断出来れば、費用は安いので選択肢の1つとしておくべきです。

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