債務整理に失敗するのはどんなケース？

e-自己破産後の生活.com ＞債務整理＞債務整理に失敗するのはどんなケース？

債務整理に失敗するのはどんなケース？

債務整理に失敗するケースというのは、主に債権の過少申告が挙げられます。
基本的に、債務整理のように借金の返済に関する事案については周りの人間に迷惑がかからないようにと借金の申請で嘘の申告を行なう人もいます。
債務整理は様々な手段に分かれていますが、どれも最終的に法的な効果を発揮させるために手続きを行なわなくてはいけません。
自己破産のような法的手続きをすると名前が官報に載るのでそうしたことを避けるためになるべく過少の申告をしようと考える人もいるのですが、はっきり言ってこれは逆効果なのです。
債務整理というのは、債務者が日常生活が送れないくらいに困窮してしまうような状況で適用されるものなので、免責事由が存在していないと適用されません。
つまり、過少申告の場合には自身でお金を返済できる範囲内にあると考えられてしまうのです。
大前提として知っておかなくてはいけないのは、債務の弁済というのはその人だけが行なえるものと考えるのではなく、周りにいる家族や保証人となっている知人にも返済不可能なのかということも考慮されているのです。
少ない申告をしていると周りの人間が肩代わりできる余地があると裁判所に判断されかねないので、借金の申告をするときには専門の法律家に相談して見栄を張らずに正しい申告をすることが大切なのです。