自己破産と住宅ローン【家はどうなる？住宅ローンはまた組める？】
現在の日本では、１００人に１人の割合で住宅ローンが支払えないために自己破産をしているという現実があります。
ほとんどの人は思い入れのある我が家を手放したくないという気持ちが大きく、ぎりぎりまで住宅ローンを支払おうとします。
カードローンで借入をしてまで住宅ローンを支払うような方も大変多く、このような状態になってしまいますとやはり現実的には生活自体が立ち行かなくなってしまいます。
ですから、できれば住宅ローンの支払いが困難だと判断された時点で、なるべく早くしかるべき専門機関に相談するようにしてください。
住宅ローンを滞納されてしまいますと、いずれは借入をしている金融機関によってマイホームを競売にかけられてしまうことになります。
競売の場合には、相場よりもだいぶ低い価格で落札されることが一般的ですので、落札後にもまだローンの残債が残ってしまうことが少なくありません。
しかし、任意売却であれば競売よりも借り手が付きやすいですし、価格も相場に近い価格で売れることが多いようです。
とはいえ、このような判断ができる人ばかりではありませんし、現実問題としてすでに滞納をしてしまい、追い込まれてしまっている方もいらっしゃるかと思います。
このような場合には、やはり自己破産という方法で生活を立て直すことが最も将来のためには有効な方法でしょう。
自己破産によって借金自体がチャラになるという恩恵はとても大きく、マイナスからではなくゼロから生活をスタートさせることができます。
ですから、まずは法律の専門家などに相談するようにしてください。
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